ヲタクのうちにしたいこと

たとえば何か自担の出演するバラエティであったりドラマ、ひいてはコンサート映像などをみて「今すぐこの興奮を分かち合いたい!誰でもいいからわかってくれる人と話したい!!」となることはヲタクをやっている人なら誰もが一度や二度(私の場合は基本毎回そうたけど)はそういう衝動に駆られると思う。

◯◯くんのここ!!この表情!!分かる!??分かってくれちゃう!??なんとも言えんけど!とりあえずこの気持ち分かって!!?
みたいな言葉にならないこの想いを分かち合いたくなるのはヲタクの性な気もするが、実際問題、その感動をリアルタイムでヲタク仲間と共有することは難しいと思う。家族に話したって「はいはいそれはよかったね」とあしらわれるか、いやそれならまだマシだ。最終的には「またいつものか」と相手にさえしてもらえない。ひとり暮らしをしている人なんてその感動を聞いてくれるかどうかは別として吐き出す相手もいないのだ。部屋で騒いだところでそれはただの大きなひとりごとには変わりない。

そんなときに私はいつも思う、
「Jrマンションならぬヲタクマンションがあればいいのに」と。

Jrマンションとはかの有名なあれだ。小さな仕切りのひとつひとつの中にそれぞれJrがいて、その光景は圧巻というか、とりあえず圧倒されるあれのことだ。

具体的に私の想像と妄想で話すと
例えば一階はシアタールームなどを兼ね揃えた共用部分。
みんなで集まってはライブ映像や過去の出演作品などをひたすら見たりここが萌えポイントだよね!と今までひとりで消化してきた興奮をみんなで分かち合える素敵空間♡
エレベーターには各グループの一週間の出演番組、発売雑誌などの予定も貼ってあって録画し損ねることも買いそびれることも激減!(なんなら録画し損ねてもご近所さんに頼めば速攻救済してもらえるけどね)
また展示ルームには各グループの歴代のグッズやお写真が展示されてて自担の成長も確認できちゃう♪ 部屋の奥の方にしまい込まれたグッズの数々が活躍するときがようやく!です。
そのほかにも雑誌って680円ぐらいする割に自分の置いておきたいページって案外少ないものだ。応援しているグループと自担の名前が出てきてるページ、あとは気になっているJr.がいればそのページぐらいだ。解体するのも面倒臭けりゃ、たった数ページのために700円近く払うのももったいない。しかもドル誌なんて月に5冊。プラステレビ誌や舞台期間中は演劇雑誌などお金はいくらあってもたりないくらいだ。それならマンション内で雑誌を共有できる仲間を見つけちゃえば話はうんと早くなる!
と、まあいいことだらけなわけだ。もちろん弊害も多いだろうけどそこは考えない、私はポジティブ人間だ。
ひとつ弊害をあげるとしたらゆるヲタどころか住めば住むほどきっとヲタクに拍車がかかる。そのことだけは確かだ。

なんて色々話してきたが全ては自分の近くに一緒に◯◯くんについて語れる人が欲しいということだ。将来的にはヲタ卒しようと思ってる人には悪影響しか与えないが死ぬまで応援し続ける!って人には案外いいかもしれないような、そうでもないような.....

ヲタクマンション。なんて素敵な響きなの♡